音学2

自分の持ってる音で

自分の知っている言葉で

オリジナルの曲を作る。

 

そして弾き語る為にギターを弾くわけだ。

 

難しい。

クソ難しい。

 

技術がって事もあるけど、

そもそもの感性がないから

 

こう弾きたい!とか

この音カッコイイ!とか

よくわかんなかった。

 

 

主にreggae HIPHOP を聴いてきて

楽器を意識した事なんて

一度もないからーー

ないからーーーーーw

 

 

でも、バンドあがりや楽器好きは

あたりまえのように

どんどんイメージが沸くみたいで、

殺意の波動に目覚めそうだった。

 

ただ弾いてたらただの伴奏。

楽器が歌う演奏をしなきゃダメだという

話を聞いて、

楽器ってこんなに奥が深いんだと

感じた時だった。

 

ただでさえ

ギター弾く時間ないのに

覚える事山ほどあるやん、、

歌いたいだけなのに

 

めんどくさ!!!!

死ね!!!

 

と思いながら

ギターを持っては

ちょっとだけ触って置く日々。

 

「何やってんだ俺は」

 

 

 

 

つづく

音学

弾き語り始めて4年半

出てきた答えは、、

 

「何やってんだ俺は」

 

だった。

 

あの時

引っ張り出してきた安いギターがくれた

音楽の楽しさ。

 

僕の歌どうですか?

ギターどうですか?

この曲カバーしましたどうですか?

 

人に評価されたくて、褒められたくて、

気持ちの伝わらないイイねが欲しくて

必死だった。

 

でも

楽しかった。

常に音楽を楽しんでた。

 

そして

1年半くらい過ぎた時に

一発目の

 

「何やってんだ俺は」

 

が発動。

 

そもそも、

音楽始めた理由、ギター引っ張り出した理由

 

 

「俺は音楽を使って何がしたいんだっけ?」

 

忘れてたよ。。

完全に忘れてた。。。

 

自分の人生。

味の薄い人生ではあるけど

 

何度も挫折して、悩んで苦しんで、

死にたくはないけど死んでもいいかな

なんて思って。

 

 

その度に

どっかの知らないミュージシャンが

生きろだの、頑張らなくてもいいだの

笑顔で行こうだの

 

表現を曲げずに

ありきたりな言葉を直球でぶん投げてくる歌

ばかりが耳に入ってきて、

ほんの少しだけ

辛さを和らげてくれた。

 

そういう「音楽」というよりは

「言葉」に助けられてきた。

 

だから、

自分も誰かを元気にしたり

心の痛みを和らげられないかな?

なんてカッコつけた考えから

選んだ手段が歌だった。

 

そして

ここからがしんどいんだ。。。

 

 

つづく